[テーブル書き込み]処理のバッチ更新時にエラーが発生した場合、dump.xml を確認することで、エラーになった箇所の開始行番号と終了行番号を確認することが可能です。
■仕様説明
dump.xml で出力される開始行番号と終了行番号は、バッチサイズが 1 であれば 1 行ごと、バッチサイズが 1000 であれば 1000 行ごとに、バッチサイズで指定した範囲ごとに出力されます。
上記仕様のため、エラー発生行を特定する場合には、バッチサイズを 1 に設定して dump.xml をご確認ください。
dump.xml は、スクリプトの実行 ID と同一名のディレクトリ下に出力されます。具体的なパスは下記です。
▼DataSpider Servista
$DATASPIDER_HOME/server/logs/<日付ディレクトリ(yyyyMMdd)>/execution/<実行 ID>/dump.xml
▼DataSpider Cloud
/logs/<日付ディレクトリ(yyyyMMdd)>/execution/<実行 ID>/dump.xml
■dump.xml 以外の確認方法
dump.xml で確認する以外では、以下の手順にてエラーが発生したレコードが特定可能です。
1.読み取った入力データを1レコードずつテーブルに書き込むため、[テーブル書き込み] 処理の前に[繰り返し(データ件数)] 処理を配置する。
2.[テーブル書き込み] 処理の後続に [ログ出力] 処理を配置し、1レコード書き込む毎にログ出力を行う。
3.出力したログを確認する。
[ログ出力] の詳細につきましては、下記 DataSpider ヘルプにてご確認ください。