■エラーメッセージについて
エラーメッセージ
「javax.net.ssl.SSLPeerUnverifiedException: peer not authenticated」は、
接続先(Peer)において、認証に関わる問題が
発生した場合に出力されるメッセージです。
ただし、認証に関わる処理実施時に下記のような問題が発生している場合にも
同様のエラーが発生する可能性がございます。
・TCP 接続のリセット
・タイムアウト
・暗号化方式の不一致
・証明書失効
また、弊社過去事例では、kintone 側で、1日に呼び出しを行っている
APIの件数が多く、かつ一度に処理を行う件数が多い状況である場合に
本エラーが発生するとご報告いただいた事例がございました。
■原因の特定について
多くの要因で発生するエラーメッセージであることから、
事象の再現頻度によって事象の切り分けを行う必要がございます。
必ず事象が発生する場合、暗号化方式の不一致や証明書の失効が
原因である可能性が高いと考えられます。
暗号化方式や証明書に問題が無いか、ご確認ください。
再現頻度が低い場合は、kintone 側や通信経路でタイムアウトやリセット等が
原因である可能性が高いと考えられます。
通信経路にて、接続の制御が行われていないかご確認ください。
なお、通信時にプロキシを経由している場合は、
プロキシサーバ上で問題が発生していないかについても
ご確認ください。
■通信内容のログ出力について
kintoneアダプタでは、接続先との通信の内容をログに出力することができます。
上記切り分けで事象の原因を特定することができない場合は、
通信内容からの調査をご検討ください。
DataSpider からどのようなリクエストを送信した際に、
該当のエラーが発生したレスポンスが返却されたのかなど、
どのような通信を行っていたか、ご確認ください。
また、事象発生時の kintone 側のレスポンスについて、
なぜそのレスポンスを返却されたのかなど、
kintone 側の状況についてもご確認ください。
※出力設定については、下記FAQをご参照ください。
・FAQ No.21135
【DataSpider Servista】 Webサーバと通信している内容の詳細を確認したいと考えています