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  • No : 34204
  • 公開日時 : 2022/10/31 16:21
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DSServista

【DataSpider Servista】HULFTアダプタの配信要求処理で exit code 4 のエラーが発生しました

Linux環境のHULFTアダプタの配信要求処理で以下のエラーが発生しました。
 
com.appresso.ds.dp.share.adapter.hulft.HulftRuntimeExecutionException: exit code 4
 
原因と対処方法を教えてください。
カテゴリー : 

回答

■発生しているエラーについて
配信要求処理で発生している上記のエラーは、HULFT 側から返却されたエラーコードとなり、以下の内容になります。
 
=====
4 Require time out.
内容) タイムアウトが発生しました。
対処) システム動作環境設定の「ユーティリティ応答待ち時間(utlwait)」の設定値または「-w」パラメータの指定値を大きくして、再度実行してください。
送信要求の場合はシステム動作環境設定の「ソケット通信応答待ち時間(socktime)」の値も大きくしてください。
また、配信要求を行った場合は、配信デーモンが正しく起動されているか、配信前ジョブ実行でジョブタイムアウトが発生していないか確認してください。
=====
 
※utlsend等のHULFTのコマンド実行時の完了コードに関する情報は「HULFT8 エラーコード・メッセージマニュアル」の「2.2 コマンド異常終了時の終了ステータス」に記載がございます。
 
なお、 配信要求(utlsend)コマンドがタイムアウトしても HULFT の転送処理自体は続行されるため、タイムアウト値よりも転送時間が長い場合には、"Require time out" が出力されていても、配信処理は正常に終了するといったことが発生します。
 
■過去事例
一時的に本エラーが発生していた場合、弊社の過去事例から、以下のような原因が考えられます。
  • ネットワーク経路上で一時的な負荷が発生していたり、機器の不調があった
  • 大容量のファイル転送を実施していたため転送時間が想定より長期化していた
そのため、過去事例のような状況でなかったかご確認をお願いいたします。
 
また、一時的に転送時間が長くなる場合にもタイムアウトを発生しないようにしたい場合、HULFT 側の設定でタイムアウト値を調整してください。
 
配信要求(utlsend)コマンドのタイムアウト値(-w パラメータ)は DataSpider の HULFT アダプタの[配信要求]処理で[同期転送時の待ち時間]に「待ち時間を指定」を設定して、[待ち時間(秒)]で指定可能です。
 
Version Information
Ver.4
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