Salesforce アダプタにおけるグローバルリソースでの Salesforce への接続は API による認証であり、MFA 認証必須の対象とはならないため、基本的には影響はございません。
ただし、Salesforce 側で MFA を有効にする方法によっては影響を受ける場合があります。
DataSpider のグローバルリソースで指定する Salesforce のユーザID では API による認証で影響を受けないように設定いただく必要がありますのでご注意ください。
■補足
プロファイルの[ログインに必要なセッションセキュリティレベル]を使用した MFA の有効化では API による認証でも影響を受けることを確認しております。
また、権限セットやプロファイルの一般ユーザ権限で「ユーザインターフェースログインの多要素認証」権限を割り当てて MFA を有効化する方法であれば、API による認証で影響を受けないことを確認しておりますので、こちらの方法で MFA の有効化をお願いいたします。
※Salesforce 側の詳細な設定方法などに関する情報につきましては、大変お手数ですが Salesforce 社にお問合せください。
-Salesforce 多要素認証に関する FAQ(Salesforce 社 のサイト)
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インテグレーションユーザに対して MFA を有効にするには、「ユーザインターフェースログインの多要素認証」権限を割り当てます。この権限が適用されるのは、ユーザが UI 経由でユーザアカウントにログインする場合のみです。REST または SOAP API コールを使用する場合は影響がありません。
考慮事項:
- インテグレーションの断絶を回避するために、ユーザのプロファイルの [ログインに必要なセッションセキュリティレベル] を [高保証] に設定しないでください。
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