DataSpiderServerでは、起動時のロケール設定を基に、ZIPファイル内のファイル名エンコードを決定するため、異なるロケール設定のLinux間で文字化けが発生します。
その結果、インポート時に正しくファイル名が判別できずに失敗することがあります。
※ インポートが正常終了した場合でも各リソース名が文字化けした状態で移行されます
Linuxユーザにより直接起動する場合はそのユーザのロケール設定を使用し、システムコマンドを使用して起動する場合はOSの設定に依存します。
現在稼働中のDataSpiderServerにおいて、下記の手順でエンコードを確認できます。
- DataSpider Studio から「コントロールパネル」を起動します
- 「DataSpiderServerの設定」を開きます
- 「システムプロパティ」を開きます
- プロパティ名「file.encoding」が使用されるエンコード名となります
エンコードによる文字化けは、下記ヘルプ末尾の「仕様制限」にも記載しております。
- [コントロールパネル]DataSpiderServerの設定