新しいバージョンに対応したデータベース用のグローバルリソースの設定を追加するには、古いバージョンに対応したグローバルリソース設定を削除する必要がありますが、古いバージョンのアダプタをインストールしていない場合は、グローバルリソース設定の一覧には表示されません。
[解決策]
古いバージョンのアダプタをインストールすることが可能な場合、アダプタのインストールを実施することで、内部に残っているグローバルリソース設定が再び表示されるようになります。
古いバージョンのアダプタをインストールすることが不可能な場合は、以下の方法で対応可能です。
※ 新環境の DataSpider のバージョンがサポートしないバージョンのアダプタも同様の方法で可能です。
■リポジトリDB無し環境の場合
- 別マシンに新環境(サーバA)と同じバージョンのDataSpiderを用意します(サーバB)
- サーバBの環境で、新バージョンのデータベース用にグローバルリソース設定を追加します
- 手順2で作成したグローバルリソース設定のみをサーバ移行機能でエクスポートします
- 手順3でエクスポートしたデータをサーバAにサーバ移行機能でインポートします
※ 一時的に用意したサーバB環境は、事象解決後に削除してください。
■リポジトリDB有り環境の場合
- 新環境用のリポジトリDBを、現在使用されているものとは別で新規に作成します
- コントロールパネルの「リポジトリDB管理」から、接続先のデータベースを手順1で作成したものへ変更します
- DataSpiderServerを再起動します
- 旧バージョンのデータベース用グローバルリソース設定を含まないようサーバ移行機能でエクスポートします
- 手順4でエクスポートしたデータを新環境へサーバ移行機能でインポートします