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ファイル名一覧取得処理で取得したファイル名について、繰り返し(データ件数)処理の中で特定の文字列を含むかどうかを条件分岐処理でチェックすることで、フォルダー内に存在する特定の文字列を含むcsvファイルを全て読み込むことが可能です。

■手順

1. [ファイル名一覧取得処理]でディレクトリ内のファイルまたはディレクトリの名前を取得し、出力スキーマの[file]-[name]で取得したファイルまたはディレクトリの名前を出力します。
2. [変数Mapper]で上記の出力スキーマの[file]-[name]を文字列型のスクリプト変数に格納します。
3. [ファイル名一覧取得処理]の結果を[繰り返し(データ件数)処理]に渡すことで、取得したファイルやディレクトリの数だけ、処理を繰り返します。
4. [繰り返し(データ件数)処理]の中で、ファイルの名前について特定の文字列を含むかどうかを、[条件分岐処理]で

[次の値を含む場合]:　値は 特定の文字列
[次の値で終わる場合]: 値は　「.csv」
といった条件でチェックします。

5. 条件に合致したときの処理の中で、[CSVファイル読み取り処理]を実行します。

ファイル名に上記の文字列型のスクリプト変数に格納したファイルの名前を流用することが可能です。

各ロジックの詳細は、下記DataSpider Servistaヘルプを参照ください。

• [ファイル操作] - [ファイル名一覧取得]

　　　URL：https://www.hulft.com/help/ja-jp/DataSpider/dss42sp2/help/ja/adapter/file/file_list_file.html

• [基本] - [処理] - [変数代入]

　　　URL：https://www.hulft.com/help/ja-jp/DataSpider/dss42sp2/help/ja/mapper/mapper.html

• [基本] - [フロー] - [繰り返し(データ件数)]

　　　URL：https://www.hulft.com/help/ja-jp/DataSpider/dss42sp2/help/ja/adapter/basic/foreach.html

• [基本] - [フロー] - [条件分岐]

　　　URL：https://www.hulft.com/help/ja-jp/DataSpider/dss42sp2/help/ja/adapter/basic/condition.html

■参考情報
　[逆引きリファレンス] - [ディレクトリに存在するファイル名を判定し、拡張子ごとに処理を分岐したい]
　　URL：https://www.hulft.com/help/ja-jp/DataSpider/dss42sp2/help/ja/reference/scenario/rl_reference_019.html