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  • No : 24225
  • 公開日時 : 2016/05/13 19:07
  • 更新日時 : 2023/10/25 08:53
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【DataSpider Servista】 想定通りに TLS のバージョンが変更されているのか確認したい

TLS のバージョンを指定するパッチモジュールを適用しました。想定通りに TLS のバージョンが変更されているのか確認したいのですが、DataSpider Servista 側で確認する方法はありますか?
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回答

調査用のデバッグモードを指定することで、コンソールまたはログに、「TLSv1.2 Handshake」など、通信に使用している TLS のバージョンが出力されます。
上記よりご確認をお願いいたします。
 
なお、この設定は調査用の設定のため、確認するときにのみ有効として、確認が完了したときには、「■戻し手順」をご参照いただき、かならず設定を元に戻すようにしてください。
 
また、DataSpider Servista 4.3 以前と、DataSpider Servista 4.4 以降では、設定方法が異なるため、ご注意ください。
 
■設定手順
  • バージョン 4.3以前の場合
  1. DataSpiderServer の停止 
DataSpiderServer のサービスを停止してください。 
  1. 設定ファイルに調査用のキーを追記 
以下の設定ファイルにデバッグ用のキーを追記してください。 
  • 設定ファイル 
    $DATASPIDER_HOME/server/conf/system.properties 
  • 設定キー、設定値 
    javax.net.debug=ssl 
  1. 通信ログをコンソールからファイルに出力するように設定 
調査用のモードを有効にしたログを、ファイルに出力するために以下の設定ファイルで設定キーを変更してください。
  • 設定ファイル 
    $DATASPIDER_HOME/server/bin/DataSpiderServer.lax 
  • 設定キー、指定内容 
    lax.stdout.redirect=../logs/std.log 
※上記の値は任意で設定してください。
この例では、以下のファイルに出力する設定になっています。
$DATASPIDER_HOME/server/logs/std.log 
 
変更前は以下のように「console」が指定されております。 この場合、コンソールに出力します。
lax.stdout.redirect=console 
  1. DataSpiderServer の起動 
DataSpiderServer のサービスを起動してください。
 
  • バージョン 4.4以降の場合
  1. DataSpiderServer の停止
DataSpiderServer のサービスを停止してください。
  1. 設定ファイルに調査用のキーを追記
以下の設定ファイルにデバッグ用のキーを追記してください。
  • 設定ファイル
    $DATASPIDER_HOME/server/conf/system.properties
  • 設定キー、設定値
    javax.net.debug=ssl:handshake
  1. DataSpiderServer の起動
DataSpiderServer のサービスを起動してください。
上記の設定完了後、下記サーバエラーログに、通信に使用している TLS のバージョンが出力されます。
 
$DATASPIDER_HOME/server/logs/server.error.log
 
  • バージョン 4.3以前の場合
  1. DataSpiderServer の停止 
DataSpiderServer のサービスを停止してください。 
  1. 変更した設定を元に戻す
「■設定手順」の「2.」「3.」で変更した設定を元に戻してください。
  1. DataSpiderServer の起動 
DataSpiderServer のサービスを起動してください。
 
  • バージョン 4.4以降の場合
  1. DataSpiderServer の停止
DataSpiderServer のサービスを停止してください。
  1. 変更した設定を元に戻す
「■設定手順」の「2.」で変更した設定を元に戻してください。
  1. DataSpiderServer の起動
DataSpiderServer のサービスを起動してください。
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