■仕様説明
DataSpider では、内部的に Unicode で文字データを保持しています。
また、データベースアダプタでは文字コードを指定しておらず、データを読み取る際は、ライブラリの仕様に依存してデータを読み取った後に Unicode へ変換を行い、データを書き込む際は、Unicode でデータを渡し、ライブラリの仕様に依存して変換を行い、書き込みを実施しています。
このため、データベースの文字コードに合わせた変換はライブラリの仕様に依存しています。
■想定される原因
下記ヘルプに記載がございますように、波ダッシュ(~)は、Windows-31J(Microsoft Code Page 932)で重複して符号化されている文字であるため、DataSpider で別のエンコードに変換する際に、文字化けが発生する場合がございます。
このため、本事象は Oracle から読み取ったデータを Unicode へ変換時、または Oracle へデータを書き込む際の Unicode からの変換時に文字化けが発生していると想定されます。
■回避策
Windows-31J と Shift_JIS 間であれば、文字コンバータの「CP932 から SJIS に変換処理」「SJIS から CP932 に変換処理」を使用することで、特定の文字の文字化けを回避することが可能となります。
なお、「CP932 から SJIS に変換処理」「SJIS から CP932 に変換処理」の使用方法につきましては、下記 FAQ No :21258 をご参照ください。