HTTP通信の疎通確認
Studio 起動時には、HTTP 通信で DataSpiderServer とのモジュール同期を行っているため、HTTP 通信に失敗した可能性が考えられます。
HTTP通信の疎通確認のため、別のクライアント(Studio for Web や CLI Console)で、事象発生環境から DataSpiderServer に接続可能かご確認ください。
上記での接続についても失敗する場合は、Studio 側の下記設定ファイルにて、Studio 側から接続可能な DataSpiderServer 側のポート番号とIPアドレス(またはホスト名)を設定することで、接続可能となるかご確認ください。
弊社過去事例では、「server.host」の語尾にスペースが含まれていたために接続に失敗していた事例がございました。
このため、スペースが存在していないかについてもご確認ください。
なお、設定した値が接続可能な値であるかは、下記「■補足」に記載されている方法にてご確認ください。
・設定ファイル
$DATASPIDER_HOME/client/conf/boot.properties
・設定キー
server.port
server.host
※設定変更後は、Studio の再起動を行ってください。
上記設定ファイルの詳細は下記ヘルプをご参照ください。
[プロパティリファレンス] - [クライアントのプロパティファイル] - [boot.properties]
URL:https://www.hulft.com/help/ja-jp/DataSpider/latest/help/ja/servista/properties_reference.html#boot
なお、IPアドレス(またはホスト名)の設定を変更された場合は、あわせて下記FAQについてもご確認ください。
No : 29833
【DataSpider Servista】 DataSpider ServistaがインストールされているサーバのIPアドレスを変更します。
■補足
Studio 側の端末から、DataSpiderServer 側の端末へ疎通可能であるかについては、以下のコマンドを実行することでご確認いただけます。
telnet < server.host の値> < server.port の値>
正常に通信できない場合、Connection refused などの通信エラーが発生します。
正常に通信できる場合は、画面には何も表示されません。
この場合、Ctrl+[ 押下にて telnet を終了してください。
なお、お使いの環境で telnet が使用できない場合には、IP アドレス(またはホスト名)、ポート番号を指定して、疎通を確認できるツールにて、ご確認をお願いいたします。