上記は XML 型のデータモデルを取り扱う際の仕様によるものです。

■仕様説明
　DataSpider では、テーブルモデル型と XML型の 2 種類のデータモデルが存在しており、XML型のデータモデルは Mapper 内部で DOM(Document Object Model) 形式で処理されるため、メモリ使用量が多くなります。

■マージMapper について
　マージMapper は出力データが XML型となるため、上記仕様により処理実行時にはメモリ使用量が多くなります。

■対応策
　以下の対応策をご検討ください。

　　1.入力データがテーブルモデル型の場合
　　　結合処理を使用して同様の処理を実施することで、事象が解消するかご確認ください。

　　2.入力データが XML型の場合
　　　大容量データ処理を使用することで事象が解消するかご確認ください。

　　3.上記 1 、2 での対応が不可能な場合もしくは事象が解消しない場合
　　　以下の方法でヒープメモリを追加することで事象が解消するかご確認ください。

　　　▼DataSpider Servista の場合
　　　　「DataSpiderServer.lax」にて、ヒープメモリの最大値を変更してください。

　　　　・[プロパティリファレンス]
　　　　　URL：https://www.hulft.com/help/ja-jp/DataSpider/latest/help/ja/servista/properties_reference.html#server_lax

　　　▼DataSpider Cloud の場合
　　　　スケールアップもしくはグレードアップのオプション購入をご検討ください。
　　　　なお、オプションのご購入については販売パートナー様もしくは弊社担当営業までご相談ください。

　　　　・サービス提供価格表
　　　　　URL：https://www.hulft.com/software/dataspidercloud/pricelist_DL_reg
　　　　＊価格表を閲覧するには、上記リンクの「サービス提供価格表ダウンロード申込フォーム」に情報を入力していただく必要がございます。

■参考情報
▼DataSpider Servista
・[XML Framework] - [データモデル] - [XML型]
　URL：https://www.hulft.com/help/ja-jp/DataSpider/latest/help/ja/servista/xml_framework.html#xmldatamodel

・[XML Framework] - [データモデル] - [大容量データ処理]
　URL：https://www.hulft.com/help/ja-jp/DataSpider/latest/help/ja/servista/xml_framework.html#large_data

・[マージMapper] - [注意事項]
　URL：https://www.hulft.com/help/ja-jp/DataSpider/latest/help/ja/mapper/merge/merge.html

・[結合]
　URL：https://www.hulft.com/help/ja-jp/DataSpider/latest/help/ja/adapter/convert/join_converter.html

▼DataSpider Cloud
・[XML Framework] - [データモデル] - [XML型]
　URL：https://doc.dataspidercloud.com/latest/help/ja/servista/xml_framework.html#xmldatamodel

・[XML Framework] - [データモデル] - [大容量データ処理]
　URL：https://doc.dataspidercloud.com/latest/help/ja/servista/xml_framework.html#large_data

・[マージMapper] - [注意事項]
　URL：https://doc.dataspidercloud.com/latest/help/ja/mapper/merge/merge.html

・[結合]
　URL：https://doc.dataspidercloud.com/latest/help/ja/adapter/convert/join_converter.html