■過去事例
同期対象ではないと想定されるスケジュールについて繰り返しスケジュールの例外日となっていたために、同期対象となってしまっていた事例が確認されました。
■仕様説明
Exchangeアダプタでは、同期対象であるかの判断に、繰り返しスケジュールの、マスタースケジュール更新日時を使用しています。
繰り返しスケジュールのマスタースケジュールが同期対象である場合は、例外日を含めた全スケジュールが同期対象となります。
これは現在の仕様となっております。
■対処方法
下記に過去事例に該当するかのチェック項目を記載いたしますので、該当するかご確認ください。
- 同期対象外と想定しているスケジュールが、繰り返しスケジュールである。
- 同期対象外と想定しているスケジュールが、繰り返しスケジュールの例外日となっている。
- 繰り返しスケジュールのマスタースケジュール更新日が、同期対象となっている。
全項目に該当する場合は過去事例同様に製品仕様による動作となります。
マスタースケジュールを同期対象とならないように設定していただくことで、対応することが可能となります。
■用語説明
週間で行う予定など、定期的に繰り返し発生する予定を一括で設定することができる「繰り返し」機能を使用して作成されたスケジュールです。
繰り返しスケジュールを設定する際に最初に作成したスケジュールを指します。
マスタースケジュールの繰り返し設定から作成されたスケジュールの内で個別にスケジュールが変更されて繰り返し設定から除外されたものです。