ファイルトリガーを使用する場合、対象のファイルがDataSpider Cloud(以降DSC)の連携サーバ上に配置されている、または参照できる状態になっている必要があります。
DSCの連携サーバ上にファイルを配置いただく方法としては以下がございます。
- DSCにログインし、エクスプローラから手動でファイルキャッシュ領域にファイルをアップロードする。
- お客様が保有されているFTPサーバにDSCからアクセスしファイルを取得する。
DSCのFTPアダプタを使用してFTPサーバにアクセスしファイル取得可能です。
ただし、ファイル取得はリアルタイムではなくスケジュールトリガーを使用したポーリングになります。
- HULFTを使用してファイル転送する。
HULFTはピアツーピアで通信を行います。
そのため、対向先にHULFTをご用意いただき、DSC側もHULFTオプションを別途ご契約いただだく必要がございます。
またインターネット接続も可能ではございますがセキュリティを考慮しVPNを敷設した上でご利用いただくのが一般的です。
HULFT オプションは Basic 以上が必要になりますのでご留意ください。
- クラウドサービスを経由してファイル取得する。
SalesforceやAmazon S3等のクラウドサービス経由でファイル連携する方法です。
お客様側でクラウドサービス上にファイルを配置いただき、DSC側は対象のクラウドサービスに対応したアダプタを介してファイル取得します。
ただし、ファイル取得はリアルタイムではなくスケジュールトリガーを使用したポーリングになります。
- WebDAVを利用する(DSCはWebDAVサーバになるイメージ)。
WebDAVを利用して、HTTPS経由でお客様のファイアウォール内にあるネットワークにアクセスする方法です。
WebDAVは標準機能として提供されておりますが、利用する場合には例えば WinSCP などのWebDAVクライアントをお客様側でご用意いただく必要がございます。
(WebDAVクライアントについては、弊社からは提供しておりません。)
また、アップロードできる1ファイルあたりのサイズの上限は200MBとなります。
- Thunderbusを利用する。
Thunderbusを利用して、HTTPS経由でお客様のファイアウォール内にあるネットワークにアクセスする方法です。
グレードがAdvanceの場合、標準機能としてご利用可能です。