■はじめに
2014年11月17日の Google Calendar API version 2.0 の廃止に伴い、Google Calendar アダプタでは、Google Calendar に接続する際に使用する API を Google Calendar API version 3.0 に変更しています。
Google Calendar API version 3.0 対応の詳細は「参考情報」より FAQ No : 27815 をご参照ください。
Google Calendar API version 3.0 対応の Google Calendar アダプタをお使いいただく際には、Google Calendar 側、PIMSYNC 側の双方で設定が必要となります。詳細は以下をご参照ください。
また、ヘルプやFAQのリンクは「参考情報」にまとめておりますので、そちらからご参照ください。
■Google Calendar 側の設定
- すべての同期対象カレンダーの予定を変更できる権限の設定
「仕様変更の内容」に記載している通り、すべてのユーザのスケジュールに編集権限を持つユーザが必要となります。詳細はヘルプの以下の箇所をご確認ください。
Google Calendarアダプタ - サーバー設定 - 管理者について
- OAuth Client IDの作成
「仕様変更の内容」に記載している通り、Google Developer Console でOAuthを使用するための設定が必要になります。
詳細は以下をご参照ください。
- Google Developer Console 上の設定
- 1秒あたりのコール数の制限値の変更
Google Calendar API version 3.0では、1秒あたりのAPIのコール数に制限が設定されています。運用上、上記の制限を超える場合には対応が必要になります。詳細はヘルプの以下の箇所をご確認ください。
Google Calendarアダプタ - 稼動環境/環境設定 - 1秒あたりのコール数の制限値の変更
- 1日あたりのコール数の制限値の変更
Google Calendar API version 3.0では、1日あたりのAPIのコール数に制限が設定されています。運用上、上記の制限を超える場合には対応が必要になります。詳細は FAQ No : 27794 をご参照ください。
■PIMSYNC 側の設定
README の「3. パッチの適用方法」にしたがってパッチを適用した後、PIMSYNC側にて以下の設定を実施してください。
Google Calendarアダプタ - 稼動環境/環境設定 - pim.hostプロパティの確認
Google Calendarアダプタ - サーバー設定 - リフレッシュトークンの取得について
参考情報
PIMSYNC ヘルプ
FAQ No : 27794
ドキュメント
「README」の入手方法ついては、以下よりご確認ください。
対象の「README」のバージョンは「Ver.2.1」、文書名は以下の通りです。
- PIMSYNC 2.1 用 Google Calendar アダプタの新API対応、ガルーン3 アダプタの Garoon on cybozu.com 対応、Salesforce アダプタの Sandbox 対応のパッチをリリース
FAQ No : 31834