• 文字サイズ変更
  • S
  • M
  • L

FAQのNo.から検索


  • No : 27770
  • 公開日時 : 2017/07/04 12:07
  • 更新日時 : 2020/09/15 10:28
  • 印刷

【PIMSYNC】 データベースの容量を削減することは可能でしょうか

PIMSYNC の稼働時期が長くなるにつれ、データベースの容量が大きくなってきました。
データベースの容量を削減することは可能でしょうか。
 
カテゴリー : 

回答

PIMSYNC で提供している中間データ削除ツールにより、データベースに保存された中間データを削除することができます。
このツールと、PostgreSQL のツールを併用することで、容量が確保できます。
詳細は以下をご参照ください。
 
■中間データ削除ツールの使用方法
 
実行時の手順は以下となります。
  1. PIMSYNC の停止
  2. PostgreSQL のバックアップ(必要な場合のみ)
  3. 中間データ削除ツールの実行
※中間データ削除ツールにつきましては、参考情報に記載している FAQ、ヘルプ をご参照ください。
 
参考値として、1 年間運用した後で、半年より前の中間データを削除するシナリオで計測した中間データの削除時間を記載いたします。
 
※以下は弊社環境で計測した参考値となりますため、作業時間の見積など精度が必要な場合には、検証環境などでの事前確認をお願いいたします。
 
 
■中間データ削除ツールの所要時間に関する参考値
  • 測定環境
OS:Windows Server 2008 R2
CPUのコア数 / 物理メモリ:2Core / 8GB
  • 中間データ削除ツール実行前の状況
ユーザ数 : 1500 ユーザ
同期済のアイテム件数 : 1 ユーザあたり 1200 件
※ 一日 5 件、一ヶ月 20 営業日で 1 年間 
データベースのファイル容量:約 8.7GB
  • 中間データ削除ツール実行時の対象件数
削除対象の同期済アイテム件数 : 1 ユーザあたり 600 件
※ 一日 5 件、一ヶ月 20 営業日で半年間 
  • 中間データ削除ツール実行時の所要時間
約 8 時間
 
 
■補足
 
PostgreSQL では、クエリでデータを削除しても、物理的にはデータが残っているため、中間データ削除ツールにてデータを削除しただけでは、データベースファイルの容量は減少しません。
 
データベースファイルの容量を減少させるためには、PostgreSQL の VACCUM コマンドを実行してください。
 
※ VACUUMコマンドにつきましては、PostgreSQLのヘルプをご確認ください。
  参考情報にもリンクを掲載しております。
 
【参考値】に記載しました中間データ削除ツール実行に VACUUM コマンドを実行した場合の結果は以下となります。
  • VACUUMコマンド実行所要時間
約 7 分(コマンドのオプションは FULL で実行)
  • VACUUMコマンド実行後のデータベースファイル容量
約 4.2GB
 
 
参考情報
  • FAQ No : 27791
  • ヘルプ [運用ガイド] - [中間データ削除ツール]
※上記は最新バージョンのヘルプとなります。最新よりも前のバージョンをお使いの場合には、製品のヘルプか、FAQ No : 27771 から該当するバージョンの ヘルプをご参照ください。
  • VACUUM コマンド
 
目的別で検索
運用

このFAQに関してのご意見をお聞かせ下さい。