HULFT Scriptは、Ver.8から新しく追加された、HULFTとの連携機能とバッチスクリプトの簡易生成機能を併せ持った、HULFTのオプション製品です。
HULFTを使ったファイル転送の前後には、必ずデータ処理があり、バッチファイルやシェルスクリプト等によるプログラミングが必要です。
そんな時にこのHULFT Scriptを活用すると、GUIでスピーディーかつ簡単に業務処理を構築できるので、作業が属人化せず、スキルに依存することもありません。そして、コストの削減にも貢献します。
また作成したスクリプトは仕様書に起こすことができ、ジョブのドキュメントとしても管理できるので、社内標準化を進めている方にもオススメな製品です。
★HULFT Scriptの特徴★
- HULFT転送前後の業務処理をGUIで簡単構築
- 豊富なテンプレートを使用した簡単な処理作成
- 作成したスクリプトの仕様書生成による属人化の解消
DataMagicは、データ加工やデータ変換プロセスに特化したツールです。
大量データの処理や、各拠点からの異なるフォーマット、異なる文字コードのデータ連携を簡単に、低コストで実現することができます。
圧倒的な変換速度や、Excel書式の仕様書が出力される機能もDataMagicの特徴の一つです。
またDataMagicの利用にあたり、「HULFT」は必須ではなく単独で動作するので、システム・サービスの『変換エンジン』としてご利用いただくことが可能です。
★DataMagicの特徴★
- 幅広いコード種やデータ形式に対応
- マルチスレッド処理による高速なデータ変換
- GUIによる生産性の向上、開発負担の大幅軽減
HULFT-HUBは、HULFTを中心としたファイル転送システムを、より効率的に構築・運用するための統合運用基盤です。
複数あるHULFTを一元管理したり、転送データのバックアップ、またHULFTにより転送されてきたデータを中継するなど、HULFT単体ではできない運用を実現することが可能になります。
★HULFT-HUBの特徴★
- 「HULFT」の稼働状況を見える化
- ファイルに貯めない通信の中継機能によりセキュリティを強化
- 予め作成したジョブフローによる処理の自動化
HDC-EDIは、HDC-EDI Base、HDC-EDI Manager、HULFTの3製品で構成されているHDC-EDI Suiteというパッケージ製品になります。
HDC-EDI Baseにより対外接続を行い、受け取ったあらゆる業界標準の通信手順のデータをHULFTを介して社内の基幹システムなどへ連携することができます。
HDC-EDI Managerは、社内と社外のデータ連携業務をスムーズに構築できる製品です。社外向けのEDI Baseと社内向けのHULFTの連動設定をブラウザから簡単に行えたり、一連の業務履歴を単一画面で参照することができます。
★HDC-EDIの特徴★
- EDIの受信データからHULFTへの簡単な連携
- 一連の連携履歴の確認
- EDI Managerを管理するための便利なユーティリティの充実
HULFT-WebFileTransferは、Webアプリケーションサーバ上に導入し、インターネットを介してファイル交換を行うことができるパッケージ製品となります。
インターネットを経由したファイル交換を行うため、より多くのクライアントとファイル交換するためにご利用頂くことができ、お客様は、ブラウザさえあれば簡単にファイルのアップロード/ダウンロードを行うことが可能です。
また、インターネットを経由するため、SSL/TLS通信による経路暗号化、転送データの暗号化保存、通信経路上でのデータ欠損チェックといった、セキュリティ面での機能が充実している点が特徴です。
★HULFT-WebFileTransferの特徴★
- 直観的な操作で誰でもすぐに利用できる
- 社内システムともシームレスにつながる
- インターネット環境でも安心して利用できる
HULFT-WebConnectは、HULFTのファイル転送をインターネット経由で安全に利用できるクラウドサービスです。
インターネットに接続できる環境さえあれば、専任担当者は必要なく、「HULFT」を導入、運用できる簡易性を備えています。
またファイル暗号化やファイル検証機能に加えて、SSL/TLS通信の常時適用、通信経路上のサービスにデータを残さないオンメモリ中継等の機能が付加されており、セキュリティ面においても安心してご利用いただくことができます。
★HULFT-WebConnectの特徴★
- インターネット回線の利用により、大幅なコストセーブ
- 安心の高いセキュリティ機能を搭載
- 既存のインターネット環境を使うので、ネットワークの設定変更不要
DataSpider Servistaは、異なるシステムの様々なデータやアプリケーションを、豊富なアダプタを使って自由につなぐ、データ連携ツール(EAIソフトウェア)です。
システムごとのデータ連携作業も専門的な技術や知識も必要なく、ドラッグ&ドロップで各システムを連携することが可能です。
ノンプログラミングで簡単に開発ができ、自動化機能も充実しているため、生産性の向上や業務の効率化が実現できます。
また、グループウェアのIBM Notesやクラウド型SFAのSalesforce、SAPなどのアプリケーション、DB2などのデータベース、各種プロコトルやファイル形式など、多種多様な接続先に応じたアダプタが提供されています。
そのため、既存のシステムに手を加えず、簡単かつ柔軟に拡張することができます。
★DataSpider Servistaの特徴★
- 異なるシステムのデータやアプリケーションをノンプログラミングで「つくらずつなぐ」
- 既存システムに手を加えず、技術・フォーマットの違いを接続アダプタで柔軟に拡張
- 少ないメモリで大量データを高速に処理
HULFTのオプション製品、Family製品のご紹介は以上となりますが、いかがでしたでしょうか。
次回からは製品に特化した機能の説明など、各製品ごとにより詳しい内容をご紹介していきますので、既にご利用いただいている方はもちろん、新たに導入をご検討いただいている方もご活用いただけましたら幸いです。