■確認方法
SAPテーブルクエリアダプタの実行結果は、大きく分けて、以下の3つのログファイルに出力されます。
- SAP テーブルクエリアダプタのコンポーネントを使用しているスクリプトを実行したログ
- コンフィグレーションツールを実行したログ
- コンフィグレーションツールで発生したエラーのログ
それぞれ、以下のログをご確認ください。
以下のディレクトリに出力されます。
$DATASPIDER_HOME/server/logs/<日付ディレクトリ(yyyyMMdd)>/execution
- コンフィグレーションツールの実行ログ(CONFIGURATION_TOOL.log)
以下のSAP テーブルクエリのログ設定ファイルで指定したディレクトリに出力されます。
$DATASPIDER_HOME/SAPTableQueryAdapter/etc/log4j.properties
キー : log4j.appender.CP_ET.File
デフォルトの設定のままの場合は、以下のディレクトリに出力されます。
$DATASPIDER_HOME/SAPTableQueryAdapter/log
- コンフィグレーションツールのエラーログ(CONFIGURATION_TOOL_ERROR.log)
以下のSAP テーブルクエリのログ設定ファイルで指定したディレクトリに出力されます。
$DATASPIDER_HOME/SAPTableQueryAdapter/etc/log4j.properties
キー : log4j.appender.CP_ET_ERROR.File
デフォルトの設定のままの場合は、以下のディレクトリに出力されます。
$DATASPIDER_HOME/SAPTableQueryAdapter/errlog
■補足
コンフィグレーションツールの実行ログは、ログ設定ファイルの値を変更することでより詳細な情報を出力させるようにできます。処理状況をより詳細に確認したい場合には、設定を変更してください。
$DATASPIDER_HOME/SAPTableQueryAdapter/etc/log4j.properties
キー : log4j.category.CP_ET_BATCH
キーの値はデフォルトでは以下のように INFO として設定されています。
log4j.category.CP_ET_BATCH=INFO,CP_ET_BATCH
上記の INFO の部分を変更することで、ログに出力する内容を変更できます。もっとも詳細なログを出力する場合は、以下のように DEBUG を指定してください。
log4j.category.CP_ET_BATCH=DEBUG,CP_ET_BATCH
参考情報
・ログガイド