■仕様説明
JDBC アダプタや ODBC アダプタと、Oracle アダプタのように特定の接続先データベース名がついたアダプタでは、内部処理の実装が異なります。
・JDBC アダプタや ODBC アダプタ
特定のデータベースに依存しないよう、汎用的な処理を実装しています。
このため、接続先に依存せず、弊社の制限事項に準拠した範囲で使用して発生する問題はサポート対象となります。
また、アダプタのグローバルリソースはバージョンごとに管理できないため、同一の接続先データベースの複数のバージョンに対しては接続することができません。
・特定の接続先データベース名がついたアダプタ
接続先データベースにあわせた実装をしています。
このため、アダプタの接続先として指定している接続先データベースのみで発生する問題もサポート対象となります。
また、アダプタのグローバルリソースをバージョンごとに管理しているため、複数のバージョンに対しても接続することができます。
※ データベースに接続する各アダプタの仕様制限につきましては、参考情報のヘルプをご参照ください。
■JDBC アダプタや ODBC アダプタに関する注意事項
JDBC アダプタや ODBC アダプタは、特定の接続先に依存しない汎用的な処理を実装しているため、特定の接続先に接続した場合にだけ発生する問題はサポート対象外となりますのでご注意ください。
(発生した問題に合わせてモジュールの修正ができません)
また、接続先データベースに合わせた変更が必要なために、JDBC アダプタ、ODBC アダプタから特定の機能を実行したときに、エラーが発生することがあります。
過去事例では、Oracle のストアドプロシージャの実行について、Oracle アダプタでは正常実行できても、JDBC アダプタではエラーが発生する例が報告されております。
このような場合は、特定の接続先データベース名がついたアダプタのご使用をご検討ください。
【参考情報】