• No : 459
  • 公開日時 : 2013/01/16 17:59
  • 更新日時 : 2019/01/10 09:51
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配信側で完了コード "710" 、詳細コード "10060" のエラーが発生します (HULFT for Windows)

Windows から配信処理を行ったところ、 "710(10060)" のエラーが発生しました。エラーコードの意味と対処方法を教えてください。
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回答

完了コード"710"は「ソケットの生成、コネクトなど、ソケット関連の動作でエラーが発生した」ことを意味します。
完了コード"710"が出力された場合、詳細コードにはOSから受け取ったエラーコード(※1)がそのまま出力されます。
 
完了コード"710"の詳細についてはこちら
 
※1: HULFTは WinSock API でOSにTCP/IP接続の依頼をしていますので、WinSock のエラーコードをご確認ください
 
詳細コード"10060"は、上記のとおり、WindowsOSから受け取ったエラーコードをそのまま出力したもので、「接続済みの呼び出し先が一定の時間を過ぎても正しく応答しなかったため、接続できませんでした。または接続済みのホストが応答しなかったため、確立された接続は失敗した。」を意味します。
 
詳細コード"10060"出力時、HULFTとしてはOSから受け取ったメッセージ「OS同士でのTCP/IP接続をしようとしたが、相手からレスポンスがなかった」以上のことが分かりません。
 
ネットワーク経路のどこかで接続が遮断されてしまっている可能性もあれば、集信側のマシンでのトラブルや設定不備が原因で接続できていない可能性もあります。
 
本エラー発生時の対処方法としては、下記3点をご確認ください。
 
  1. HULFT導入環境に不備はないか 
以下をご確認ください。
  • 集信側HULFTをインストールしたマシンが起動しているか
  • 回線が接続されているか
     ex. LANが抜線していないか
  • IPアドレス、サブネット マスク、デフォルトゲートウェイなど、TCP/IP接続をするためのネットワークの設定に問題がないか
  • 配信側、集信側のHostファイルやDNSで指定したIPアドレスは正しいか
  • 集信側HULFTのマシン、またはネットワーク経路上の機器の処理が遅く、TCP/IP接続でタイムアウトが発生し、詳細コード”10060”が出力される場合がございます。
    この場合、処理の原因の遅延を解消いただくか、HULFTまたはTCP/IP接続の設定でリトライ回数、タイムアウト値を増やし、タイムアウトまでの時間を延ばすことでエラー発生を抑制できる可能性があります。設定方法の詳細はFAQ No.485 (※2)をご参照ください。
  • 集信側が汎用機の場合、集信側の通信ソフトウェアが配信側のPCを認識できるようになっているか
※2: FAQ No.485 ではエラー出力までの時間を短縮する方法として案内しておりますが、詳細コード”10060”の対処法としては逆になりますので、エラー出力までの時間を延長する方法として読み替えて下さい。
 
  1. HULFT導入環境、またはネットワーク経路にある機器(ルーターなど)のフィルタリングの設定でポートの遮断を行っていないか 
  • ファイアウォール
HULFT導入環境のファイアウォールだけでなく、ネットワーク経路上のマシンのファイアウォールによってHULFTの使用しているポート番号が遮断されていないかご確認ください。
ファイアウォールの設定方法については下記FAQをご参照ください。
  • ルーターのフィルタリング設定 
ルーターの設定でHULFTが使用しているポート番号が遮断されていないかご確認ください。
 
なお、ルーターやファイアウォールの操作・設定方法は、お使いのルーターやファイアウォールを搭載している製品によって異なります。それらの設定の操作方法自体がご不明の場合、お手数ですがネットワークの管理者様、またはネットワーク機器のベンダー様へご確認ください。
 
  1. ネットワークまたは集信側の一時的な問題で接続できないケース
ネットワークや集信側で、一時的に障害や過剰な負荷が発生したため、詳細コード”10060”が出力され、処理に失敗した可能性があります。
 
このケースに対処をする場合、1.でも記載したとおり、HULFTまたはTCP/IP接続の設定で、タイムアウトまでの時間を延ばすことでエラー発生を抑制できる可能性があります。設定方法はFAQ No.485 (※3)をご参照ください。
 
※3: FAQ No.485 ではエラー出力までの時間を短縮する方法として案内しておりますが、詳細コード”10060”の対処法としては逆になりますので、エラー出力までの時間を延長する方法として読み替えて下さい。
 
 
なお、配信側のWindowsにて下記コマンドをお試しいただき、接続できれば、詳細コード"10060"のエラーは解決したものと判断できます。
 
【リモート生存監視コマンドで確認 (Ver.8と、Ver.7.2.0以上のEXグレードのみ) 】
utlalivecheck -h [集信側ホスト名] -p [集信側HULFTで使用している集信ポート番号]
 
Version Information : 
Ver.5、Ver.6、Ver.7、Ver.8 ※Ver.5はサポート終了
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