HULFTのオプションである「HULFT8 CipherOption (AES)」は、日本の電子政府推奨暗号の暗号仕様に準拠しているAES暗号化を利用しております。
AESは、アルゴリズムの準拠性を評価するNIST(※1)のCAVP(※2)制度によるテストにも合格しています。
また、標準で使用可能なHULFT暗号は、独自ロジック暗号のため、日本の電子政府推奨暗号の暗号リストには含まれておりません。
日本の電子政府推奨暗号をご利用になる場合、「HULFT CipherOption (AES)」での暗号化をご検討ください。
また、日本の電子政府推奨暗号の暗号仕様には準拠しておりませんが、カオス関数を利用した安全で強度の高い共通鍵暗号方式として、「HULFT Cipher Option (C4S)」(※4)もございます。
※1
「Ver.7」での正式名称は「HULFT7 暗号オプション(AES)」です。「Ver.6」ではAES暗号には対応しておりません。
※2
National Institute of Standards and Technologyの略称です。
米国商務省が管轄する国立標準技術研究所のことです。
※3
Cryptographic Algorithm Validation Programの略称です。
米国NISTが規定するアルゴリズムに対して、準拠性テストおよび認証を行う制度です。
※4
「Ver.7」での正式名称は「HULFT7 暗号オプション(C4S)」、「Ver.6」での正式名称は「HULFT 暗号・オプション」です。