■エラーについて
「401 Unauthorized」はアクセス権がない場合や認証に失敗した場合にサーバ側から返却されるメッセージです。
なお、REST アダプタの認証設定に OAuth 2.0 認証のグローバルリソースを指定しているにも関わらず、本エラーが発生する事象について、弊社過去事例では以下のような場合に発生していたことを確認しています。
1.OAuth 2.0 認証のグローバルリソースで、権限のない [スコープ] を指定していた
2.アクセストークンの更新に必要なリフレッシュトークンの期限が切れていた
■対応策
1.の場合
REST アダプタの接続先である REST API を実行するにあたり、どのようなスコープが必要となるか、接続先の公開情報などからご確認ください。
また、ご確認いただいたスコープを OAuth 2.0 認証のグローバルリソースにて設定し、「トークンを発行する」より新しいリフレッシュトークンを発行してください。
2.の場合
OAuth 2.0 認証のグローバルリソースの「トークンを発行する」を実行していただき、新しいリフレッシュトークンを発行してください。
■過去事例に該当しない場合
過去事例に該当しない場合は、接続先の公開情報などから、「401 Unauthorized」が発生する原因について調査をお願いいたします。
なお、DataSpider Servista の場合、プロパティファイル(dslog.properties)の設定を変更することで、接続先との通信時の詳細な内容をサーバログに出力することが可能です。
原因調査にあたり、上記設定を行うこともご検討ください。
設定方法などの詳細は下記 FAQ をご参照ください。