■機能説明
DataSpider BPM 2.4 で、プロセスモデルのデバッグ実行機能を追加しました。このデバッグ実行機能を使用することで、リリースする前に動作を確認することが可能です。
詳細は参考情報のヘルプをご参照ください。
■回避策
DataSpider BPM 2.3 までのバージョンでは、デバッグ実行機能をご用意していないため、プロセスモデルをいったんリリース(アクティベート)してから動作確認をお願いいたします。
ただし、プロセスモデルはリリース直後から他のユーザーからもプロセスを新規開始できるため、確認や修正が完了する前に他のユーザーから実行される可能性があります。
上記のような状況を避けたい場合には、プロセスモデルをコピーして、コピー元を「稼働用のプロセスモデル」として残し、コピーして作成したものを「修正用のプロセスモデル」としてリリース、動作確認に使用してください。
具体的な手順は以下となります。
■対応方法
- プロセスモデルのコピー
修正したいプロセスモデルをコピーして、修正用のプロセスモデルを作成してください。
プロセスモデルの詳細から「複製してプロセスモデル新規作成」を使用することでコピーすることができます。
- 修正用のプロセスモデルの修正と確認
修正用のプロセスモデルを修正、リリース(アクティベート)した後、動作を確認してください。
(修正中はコピー元の稼働用のプロセスモデルが実行されているため、運用に影響を与えません)
- 稼働用のプロセスモデルの名称変更と一時停止
稼働用のプロセスモデルの名称を変更し、プロセスを「一時停止」に変更してください。
これにより、他のユーザーから開始されない状態で、プロセスモデルを保存しておくことができます。
- 修正用のプロセスモデルの名称変更
修正用のプロセスモデルの名称を、稼働用のプロセスモデルの名前 (3. で変更する前の、稼働時の名前) に変更してください。
※ 過去のプロセスデータを確認する必要がない場合には、3. の手順で、名称変更と一時停止をするかわりに、プロセスモデルそのものを削除してもかまいません。過去のプロセスデータを確認する必要がある場合には、削除せず、名称変更と一時停止でプロセスモデルを保持しておいてください。
参考情報
・デバック実行機能