• No : 26008
  • 公開日時 : 2016/11/16 11:23
  • 更新日時 : 2022/01/28 10:36
  • 印刷

【DataSpider Servista】 HTTP トリガーが受け付けることができるリクエストには上限がありますか

HTTP トリガーや Web サービストリガーを使用して、クライアントからリクエストを受け取る処理を作成しています。
 
一度に複数のリクエストが送信される可能性がありますが、HTTP トリガーが受け付けることができるリクエストには上限がありますか。また、上限がある場合、それを変更できますか。
 
カテゴリー : 

回答

■仕様説明
 
HTTP トリガーや Web サービストリガーは HTTP のリクエストを受けて、スクリプトを実行します。
 
受信できる HTTP 通信の数は、DataSpiderServer で使用している Tomcat の仕様に依存しております。
 
動作検証では 10000件程度のリクエストの処理が可能であることを確認しております。
ただし、受信してすぐに実行されるのは 200 までであり、それ以降のリクエストは待ち状態になります。
また、リクエストの上限値および一度に処理可能なリクエスト数200を変更することはできません。
 
なお、DataSpider Servistaのタスクマネージャのスクリプトプロセスには、待機中の処理と実行中の処理を合計した表示件数として、最大200件まで表示されますが、200件を超えたリクエストは、実行中の処理が終了次第、順次表示されます。
 
■注意事項
 
HTTP トリガーや Web サービストリガー以外にも、DataSpider Studio、ScriptRunner でログインする場合も、HTTP 通信を実行しております。
 
上記の理由から、HTTP トリガーや Web サービストリガーで HTTP 通信のリクエストが多くなった場合には、DataSpider Studio などのログイン処理が待ち状態となり、時間がかかることがあります。
 
■補足
 
ご利用のバージョンが 4.0 未満の場合、受信できるHTTP 通信の数は、DataSpiderServer で上限を設定しており、300 までリクエストを受信することができます。
 
ただし、受信してすぐに実行されるのは200 までで、200 を超えた時点で以降のリクエスト(200 以降の100 のリクエスト)は待ち状態になります。

 
目的別で検索
仕様確認