■仕様説明
▼コンポーネントプールとは
一度生成したコネクションをプール(溜める)し、必要となった際にコネクションを 再使用する仕組みです。
▼コンポーネントプールが有効時にコネクションを新しく生成するタイミングについて
対象となるデータリソースに接続する際、使用できるプールがない場合にコネクションを作成します。
※新規接続時や、同じ接続先の複数のオペレーションを同時に実行した際に接続数が不足した場合が該当します。
▼プールしたコネクションの使用タイミングについて
対象となるデータリソースに接続する(コネクションを使用するオペレーションを行う)際コネクションがプールされていればプールされたコネクションを使用します。オペレーションが終了するとプールに戻します。
※オペレーションとは、[更新系SQL実行]などの処理を指します。
▼プールしたコネクションを破棄するタイミングについて
以下のタイミングで破棄します。
- プールされたコネクションが、生存期間を過ぎた場合。
定期的な「コンポーネントプールGC」が実行されたタイミングで破棄します。
- プールされたコネクションを使用する際のチェックで、既にコネクションが閉じていた場合。
- コネクションを使用したオペレーションが終了して、コネクションをプールに戻す(追加する)際のチェックで、既にコネクションが閉じていた場合。
※既にコネクションが閉じていた場合としては、過去事例ではネットワークの切断やデータベース側によるタイムアウトがありました。
※詳細はオンラインヘルプ「グローバルリソース」をご参照ください。
・グローバルリソース