移行手順に関しては、アップグレードガイドに記載している、SAP テーブルクエリアダプタのバージョンアップ手順と同様となります。
(上記手順は、バージョンアップの作業時のみではなく、同一バージョン間での移行でも有効です)
■移行手順
移行先の DataSpiderServer、コンフィグレーションツールを停止した状態で、移行元にある、以下のファイルとフォルダを、移行先にコピーしてください。
$DATASPIDER_HOME/SAPTableQueryAdapter/login.xml
$DATASPIDER_HOME/SAPTableQueryAdapter/etlsetting.xml
$DATASPIDER_HOME/SAPTableQueryAdapter/config/query/*
$DATASPIDER_HOME/SAPTableQueryAdapter/config/table/*
■注意点
- ファイルを直接移行する場合には、移行元と移行先で SAP テーブルクエリアダプタ のインストールディレクトリパスを同一となるようにしてください。ディレクトリパスが異なる場合には、上記ファイルの login.xml 以外のファイル内に記述しているディレクトリパスを移行先のものに手動で変更する必要があります。
- ライセンス登録情報は移行されませんので、あらかじめ、移行先で登録してください。
- 移行後は、アダプタのアイコンから[CONFIG ID]を、設定し直す必要はありません。
■補足
バージョン 3.2 で、コンフィギュレーションツールに SAP クエリの設定情報、テーブルの設定情報をエクスポート、インポートする機能を追加しました。
このため、バージョン 3.2 以降で、SAP クエリの設定情報、テーブルの設定情報だけを移行する場合は、コンフィギュレーションツールのエクスポート、インポート機能をお使いください。
また、現状では、SAP クエリの設定情報、テーブルの設定情報の数が多い場合に、一部の設定情報を指定してエクスポートできない問題があります。
SAP クエリやテーブルの設定情報が多く、エクスポート時にすべてを指定できない場合は、以下のディレクトリにある設定情報の xml ファイルをコンフィグレーションツールのインポート機能でインポートしてください。
- $DATASPIDER_HOME/SAPTableQueryAdapter/config/query/*
- $DATASPIDER_HOME/SAPTableQueryAdapter/config/table/*