集信側から動的に配信ファイル名を指定する必要がある場合、HULFT のメッセージ送信機能で連携する方法があります。
HULFTのメッセージ送信機能の詳細については、下記のオンラインマニュアルをご参照ください。
「HULFT8 UNIX/Linux アドミニストレーションマニュアル」
2.3.1 メッセージ送信
設定方法を以下に記載します。
【配信側 (対向側)】
(1) 配信管理情報のファイル名で動的に変更したい部分を「$MSGn」に設定します。
(2) [システム動作環境設定]-[集配信関連設定]-[メッセージ動的パラメータ指定]の設定を「0」または「3」のいずれかに設定します。
配信管理情報やシステム動作環境設定の詳細については、HULFT のオンラインマニュアルをご参照ください。
[HULFT8 マニュアル]
【集信側 (DataSpider Cloud 側) 】
(1)[送信要求]処理の、[メッセージ設定]-[メッセージn]の設定で配信管理情報の「$MSGn」に置換するファイル名を指定して、送信要求を発行します。
[送信要求]処理で指定可能な設定については下記ヘルプをご参照ください。
・[HULFT] - [送信要求]
(2)配信ファイル名と同名で集信ファイルを作成したい場合は、集信管理情報の[ファイル名]に"$SNDFILE"を設定することで、配信ファイル名がそのまま反映されます。
設定例:/data/hulft/rcv/$SNDFILE