実行しているプロセスが保持しているデータをDataSpider Servistaに渡すことが可能です。
「メッセージ送信中間イベント(DataSpider Servista)」の機能を使用してDataSpider Servistaのスクリプトを実行することができ、スクリプト入力変数に対してファイルなどの各種データ項目の値を渡すことができます。
【データ受け渡しの流れ(例)】
[DataSpider BPM]
- プロセスを開始します。
- ワークフローの任意のタスクにて、ファイル型のデータ項目に対してExcelファイルを添付します。
- ワークフローの「メッセージ送信中間イベント(DataSpider Servista)」にて、指定のスクリプトを起動します。
スクリプト起動時に、データ項目の値(ここではファイル型に保持したExcelファイル)が渡されます。
[DataSpider Servista]
- スクリプトが開始します。
スクリプト入力変数に、Excelファイルのデータが保持されています。
※ファイル型のデータ項目を受けとる場合は、XML型のスクリプト変数を使用します。
- ドキュメントMapperにて、XML型のスクリプト変数からExcelファイルのデータを抽出します。
- ファイルシステムアダプタの「ファイルシステム書き込み」処理を使用し、Excelファイルを任意のディレクトリに保存します。
■参考情報
※DataSpider Servistaとの連携に関する詳細は、パッケージ配布資料の「DataSpider Servista との連携概要」(DataSpiderBPM<バージョン番号>_ServistaIntegrationGuide.pdf)を参照してください。
※「メッセージ送信中間イベント(DataSpider Servista)」機能の仕様および設定に関する詳細は、オンラインマニュアルの[アプリ編集(プロセスモデラー)] - [ワークフロー図] - [メッセージ送信中間イベント(DataSpider Servista)] ページを参照してください。