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ジョブが戻り値"1314"でエラーになります (HULFT Windows)
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No : 30368
公開日時 : 2019/06/19 11:29
更新日時 : 2022/09/26 10:48
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ジョブが戻り値"1314"でエラーになります (HULFT Windows)
配信後ジョブ、集信後ジョブ、スケジューラで起動するジョブなど、ジョブの実行に失敗しました。ジョブの戻り値を確認したところ、ステータス"1314"が出力されていました。
このエラーコードの意味と対処方法を教えてください。
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HULFT関連
回答
ジョブの戻り値にはジョブの実行結果、もしくはジョブを実行した際にOSから返却されたエラーコードが格納されます。ジョブ内で明示的に"1314"を返却する作りになっていない場合、WindowsOSから受け取ったエラーコードをそのまま出力したコードと考えられ、「クライアントは要求された特権を保有していません。」を意味します。
上記のエラーは、HULFTが後続ジョブを起動する際に、ジョブの実行に必要な特権が不足している場合に発生します。
対処としては、以下の点を確認してください。
ジョブ実行ユーザが以下の特権を保有しているか
オペレーティングシステムの一部として機能
プロセスのメモリクォータの増加 (Windows2000の場合はクォータの増加)
プロセスレベルトークンの置き換え
ファイルとディレクトリの復元
ファイルとディレクトリのバックアップ
※ユーザ権利の設定は、OSのマニュアルを参照してください。
[システム動作環境設定]-[アカウント設定]や、[スケジュール情報]-[ユーザ情報]にユーザを指定している場合、該当のユーザで1度OSにログインし、ユーザ環境を作成しておく必要があります。
ジョブの実行ユーザについては、FAQ No.:519(
https://faq2.hulft.com/faq/show/519
) にまとめた記載がありますので、ご参考ください。
なお、上記特権を保有しているのにもかかわらず、本事象が発生している場合は、Windows Vista以降のOSに実装されているユーザー・アカウント制御(UAC)により、本事象のエラーが発生している可能性が考えられます。
UACが有効化されている場合、運用上可能であればUACを無効にし、ジョブの実行が可能かどうかご確認ください。
Version Information
Ver.6、Ver.7、Ver.8
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