IPアドレス許可設定は、下記フロント画面ヘルプに記載があるように、機能ごとにアクセスを許可する IPアドレス(範囲指定)を設定することができる機能です。
デフォルトではすべての IPアドレスからのアクセスが許可されているため、1 つでも設定を追加すると、許可された IPアドレス以外からのアクセスをブロックします。
このため、設定を行う際は、お客様環境のグローバル IPアドレスに誤りがないか、改めてご確認の上、許可する機能の [ログイン] にチェックを入れた状態で設定を追加してください。
また、以下のように段階的に IPアドレス許可設定を登録することで、IPアドレスに誤りがあった場合にもフロント画面にログイン不可となる事象は回避可能なため、あわせてご検討ください。
例:
1.すべての範囲の IP アドレス(0.0.0.0〜255.255.255.255)で [ログイン] を許可する
2.お客様環境のグローバル IPアドレスが含まれる範囲で [HTTP トリガー] などを許可する
3.DataSpider Studio にログインしていただき、接続テスト用のスクリプトや [HTTP トリガー] を設定する
4.「2.」で設定した環境から HTTPトリガーの URL にアクセス可能か確認する
5.「4.」でアクセス可能な場合、「2.」の設定で [ログイン] を許可し、「1.」の設定を削除する
■フロント画面にログイン不可となってしまった場合
IPアドレス許可設定に誤ったグローバル IPアドレスを設定してしまった、もしくは設定した IPアドレスが分からなくなってしまった、などによりフロント画面にログインできなくなってしまった場合は、テクニカルサポートまでお問い合わせください。DataSpider Cloud サービス側で IPアドレス許可設定の削除を行うことで対応いたします。
なお、お問い合わせの際は、事象が発生している環境の契約タグとエンドユーザ名をご提示ください。
*エンドユーザ名は、お客様がご契約時に提出した DataSpider Cloud 環境設定シートの「■ご契約社様情報(必須)」に記載した会社名です。
■注意事項
サービス側で IPアドレス許可設定の削除を行った場合、既存の設定は全て削除されます。このため、サービス側での対応完了後は、お客様側で IPアドレス許可設定をやり直す必要があることを予めご了承ください。