サポートが終了して同梱されていないアダプタの、グローバルリソースを移行してしまった場合、
新バージョンの DataSpider 環境では、グローバルリソース一覧に表示されないため、
通常の方法で削除することができません。
また、内部データ上は存在しているため、
同名のグローバルリソースを、新たに作成することができなくなります。
アップグレードガイドに記載されている通り、
旧バージョンで削除いただくか、以下の方法での対応をご検討ください。
■対処方法について
▼前提
古いアダプタモジュールで作成したグローバルリソース名が
判明していることを前提とします。
▼グローバルリソースの上書きインポート
1)別筐体に、新しい環境と同バージョンの DataSpider Servista をインストールする。
「同バージョン」とは、適用されているサービスパックを含め、同一であることを指します。
2)別筐体上の DataSpider Servista 上にて、古いアダプタモジュールで作成した
グローバルリソース名と同名で、グローバルリソースを作成する。
(※アダプタモジュールのバージョンは問いません)
3) 2)で作成したグローバルリソースの設定のみをエクスポートする。
4) 3)を新しい環境にインポートする。
5) 新しい環境にて該当のグローバルリソースを削除する。
グローバルリソースは、インポート時の動作が差分更新であるため、
上記手順を実施することで、新しい環境で新しいバージョンの
グローバルリソースを作成することが可能です。
グローバルリソースのインポート/エクスポート方法につきましては、
下記ヘルプに記載がございますので、ご確認ください。
・[コントロールパネル]-[DataSpiderServerの設定]-[サーバの移行]