マージMapperで抽出されなかったデータにつきましては、ログへの出力は行われません。
このため、抽出されなかったデータをログへ出力するには、
スクリプトの作りこみによってご対応いただく必要があります。
処理に使用しているファイルがCSV形式であり、キーとなる列が存在する場合、
一例として以下のような処理が想定されます。
■手順
1. [CSVファイル読み取り] 処理にて、マージに使用したファイル情報を読み取る。
2. ドキュメント Mapperを配置し、[CSVファイルによる置換] ロジックを配置する。
3. 「2.」の[CSVファイルによる置換] ロジックのプロパティの
[CSVファイル名] にマージ後のファイルを指定する。
4. [キー列番号] に、キーとなる列番号を指定し、[値列番号] にも同一の列番号を指定する。
5. [付加文字列] タブにて、任意の接頭語、または接尾語を指定する。
6. Mapper 内に [同じ] ロジックを配置し、
「2.」のロジックと「1.」で読み取ったファイル情報のキー列の値を比較する。
7. [条件による抽出] ロジックを配置し、「6.」の [同じ] ロジックの結果が
「true」となるデータのみ抽出する。
上記手順にて抽出したデータをファイルへ出力することで、
マージMapperで抽出されなかったデータのみの出力を行うことが可能です。
上記機能の詳細につきましては、下記ヘルプをご参照ください。
■ヘルプ
・[CSVファイルによる置換]