お客様の運用によって、透過設定すべきポート番号が変わります。ファイアウォールへ設定する際の判断基準は、それぞれ以下のとおりです。
[集信ポートNo.]
外部のHULFTから集信処理を行う場合、もしくは外部のHULFT、HULFT関連製品より集信プロセスの生存監視を受け付ける場合はファイアウォールへ透過設定していただく必要があります。
[要求受付ポートNo.]
外部のHULFTから要求※を受け付ける場合、もしくは外部のHULFT、HULFT関連製品より要求受付プロセスの生存監視を受け付ける場合はファイアウォールへ透過設定していただく必要があります。
※送信要求等が該当します。
要求受付処理の詳細については、以下のマニュアルをご参考ください。
【マニュアル】
「HULFT7 Windows アドミニストレーション・マニュアル」
2.2 要求受付システムについて
[配信要求受付ポートNo.]
単純に配信処理を行うのみであればファイアウォールへ透過設定していただく必要はありません。
外部のHULFT、HULFT関連製品より配信プロセスに対する生存監視を受け付ける場合はファイアウォールへ透過設定していただく必要があります。
[サービスポートNo.]
要求受付関連で、HULFTが内部的に使用するポート番号です。用途の詳細は非公開とさせていただいております。
外部より当該ポート番号へ接続を受けることはありませんので、ファイアウォールへ透過設定する必要はありません。
[SMTPポートNo.]
メール連携機能を利用する場合、HULFTからSMTPサーバへ当該ポート番号で通信できるようにファイアウォールへ透過設定していただく必要があります。
[サービスプロセスポートNo.]
外部のHULFT、HULFT関連製品よりHULFTサービスの生存監視を受け付ける場合はファイアウォールへ透過設定していただく必要があります。
[スケジューラポートNo.]
外部のHULFT、HULFT関連製品よりスケジューラプロセスの生存監視を受け付ける場合はファイアウォールへ透過設定していただく必要があります。