【 目次 】
HULFT クラウドストレージオプションと各クラウドストレージとの間の転送に使用する値ついて、今までは固定値でしたがVer.8.5.1から個別に設定できるようになりました。
設定可能な値は以下のとおりです。
- HULFT クラウドストレージオプションと各クラウドストレージとの転送時の「HTTP リクエストのタイムアウト」
- ダウンロード時の「ダウンロード転送並列数」
- アップロード時の「アップロード転送並列数」
- ダウンロード時の 1 パートの「パートサイズ」
- アップロード時の 1 パートの「パートサイズ」
- クラウドストレージへ接続時の「認証情報」
これらの設定を「クラウドストレージDB」に保存し、ファイルID毎に指定できるようになりました。
これにより、ファイル連携ごとに利用アカウントを切り替えたり、大容量・大量のファイル転送でのチューニングなどで必要になる設定の変更ができるようになりました。
以下の流れで実施いただくことになります。
- コマンドを使用してクラウドストレージDBに登録する
- 配信/集信管理情報のファイル名に登録したIDを指定する
- 配信/集信時にクラウドストレージDBに登録したIDの設定で転送が行われる
[1.]は「HULFT クラウドストレージオプションのユーティリティ」
[2.]は「オブジェクトストレージにアップロードするための設定」と「オブジェクトストレージからダウンロードするための設定」をそれぞれご参照ください。