上記のエラーは、配信側のHULFTが相手ホストに接続する際に、TCP/IPレベルで接続に失敗した場合に発生します。
完了コード"710"は「ソケットの生成、コネクトなど、ソケット関連の動作でエラーが発生した」ことを意味します。
完了コード"710"が出力された場合、詳細コードにはOSから受け取ったエラーコードがそのまま出力されます。
詳細コード"11001"は、「そのようなホストは不明です。」を意味します。
対処としては、以下の点を確認してください。
- [詳細ホスト情報]-[ホスト名]にhostsやDNS等、TCP/IPレベルで名前解決が可能なホスト名が登録されているか
- [詳細ホスト情報]-[PROXYサーバ名]にhostsやDNS等、TCP/IPレベルで名前解決が可能なホスト名が登録されているか ※
※[PROXYサーバ名]の設定はHULFT-HUB、HULFT-WebConnectを中継する場合に設定する項目です。
HULFT同士の直接転送の場合は、何も設定されていないことをご確認ください。
なお、配信側のWindowsにて下記コマンドをお試しいただき、接続できれば、詳細コード"11001"のエラーは解決したものと判断できます。
【リモート生存監視コマンドで確認 (Ver.8と、Ver.7.2.0以上のEXグレードのみ) 】
utlalivecheck -h [集信側ホスト名] -p [集信側HULFTで使用している集信ポート番号]