■仕様説明
[CSVファイル読み取り] 処理や Excelアダプタの [シートから読み取り] 処理では、該当ファイルの列順でデータを読み取っています。
なお、コンポーネントで指定した「列名」と同名の列名を対象ファイルから検索し、該当データを読み取るといったような機能はありません。
ファイルによって列の順番が異なる場合は、以下の方法で各フォーマットごとに処理を分岐させることをご検討ください。
■対応方法
処理のイメージは以下です。
※「列名」で指定するファイル名は、スクリプト変数「file_name」を使用することで可変としています。
※書き込み先の CSV ファイルは、同一のファイルを指定しています。
1.各フォーマットに合わせた処理をそれぞれ用意する
例えば、読み取り対象の CSV ファイルについて以下のフォーマットが存在する場合、それぞれのフォーマットに合わせた読み取り処理と書き込み処理を用意します。
・A ファイルの列名
[商品 ID,商品名]
・B ファイルの列名
[商品名,商品 ID]
2.上記 1 の処理の前に列名を読み取って判定する処理を用意する
読み取り対象ファイルの 1 列名(=列名)を読み取ってスクリプト変数に格納し、[条件分岐] 処理で以下のような設定を行うことで分岐する処理を作成する。