HULFT が導入されていない新環境に、管理情報・履歴情報を引き継いで環境移行する場合は、SAVLIBで保存して移行先でRSTLIBで復元してワークライブラリを作成してセットアップコマンドを実行します。
詳細は以下の手順です。
- 旧環境にて HULFT ライブラリを SAVLIB で移行用媒体に保存
- 移行用媒体を使用し、新環境にて HULFT ライブラリを RSTLIB で復元
- 旧環境の HULFT 用のワークライブラリと同名のワークライブラリを CRTLIB にて新環境に作成
- 新環境で HULFT のセットアップコマンドを使用し「製品版新規セットアップ」 を実行
新環境にすでに HULFT が導入されており、管理情報・履歴情報を引き継いで環境移行する場合は、以下の手順で作業を行ってください。
ただし、 HULFT のバージョン、レベル、リビジョンが同一の場合に適用可能です。
なお、新環境と旧環境の HULFT では同名のワークライブラリを使用しているものとします。
- 新環境で既存の HULFT ライブラリをリネームまたは削除
- 旧環境にて HULFT ライブラリを SAVLIB で移行用媒体に保存
- 移行用媒体を使用し、新環境にて HULFT ライブラリを RSTLIB で復元
- 新環境で HULFT のセットアップコマンドを使用し「製品版新規セットアップ」 を実行
(Ver.7のマニュアルの入手方法については、
こちらをご覧ください)
なお、上記は引き継ぎ先が同じバージョン、レベル、リビジョンの場合に対応しています。
(例) 引き継ぎ元Ver.8.4.1 ←→ 引き継ぎ先Ver.8.4.1
HULFT のバージョン、レベル、リビジョンが違う場合の移行方法は下記をご確認ください。
【V7の場合】
別マシンへのバージョンアップ作業手順書 -Ver.5 or Ver.6からVer.7- (HULFT i5OS,UNIX,Linux,Windows)
別マシンへのレベルアップ/リビジョンアップ作業手順書 -Ver.7からVer.7- (HULFT MVS,MSP,XSP,i5OS,UNIX,Linux,Windows)
本FAQの移行手順は、移行元、移行先が別のライセンスでも実施可能です。