完了コード“710”は、HULFTでの転送の前処理として行っているWindows OSのTCP/IP接続が失敗したことが原因で出力されます。
対処としては、詳細コードをご確認いただき、OSの処理で発生しているエラーの解消をお願いいたします。
HULFTは下記の図のとおりに配信側と集信側で確立したTCP/IP通信でデータ転送を行っています。
このOSで行っている3.のTCP/IP接続の確立に失敗した時に、OSから異常終了した旨の連絡を受け取る形で、完了コード”710”が出力されます。
例: HULFT for Windows から配信を行う際のHULFTの挙動
例: 完了コード”710”出力時の挙動
完了コード“710”が出力された時には詳細コードにWindowsOSから受け取ったエラーコード(※)が出力されますので、詳細コードをご確認いただきOSの処理で発生しているエラーの解消をお願いいたします。
※HULFTは WinSock API でOSにTCP/IP接続の依頼をしていますので、WinSock のエラーコードをご確認ください。
例: HULFT管理画面の[配信履歴] よりエラーコードを確認