※本FAQはi5OS版HULFTに関するFAQです。他のアーキテクチャのHULFTに関しましては、以下のFAQを参照ください。
発生した障害毎に、以下の情報をいただければスムーズに調査を行えます。
<ユーティリティの異常終了>
- システム動作環境設定ファイル(HULENV)
- 実行したユーティリティのエラーメッセージ
- 実行したユーティリティの引数
<ユーティリティのハングアップ>
- システム動作環境設定ファイル(HULENV)
- 実行したユーティリティの引数
- 時間経過に伴って、ハングアップしていたユーティリティが動作し正常終了したか否か
- 実行したユーティリティがハングアップしたと判断した情報の詳細
└ex.コマンド入力行よりUTLSENDを実行したが、一向に結果が戻らないことを目視で確認し、ハングアップしたと判断した場合には、結果が戻らないこと自体が判断した情報に該当します。
<ユーティリティの動作不正>
- システム動作環境設定ファイル(HULENV)
- 実行したユーティリティの引数
- 動作不正を引き起こしたユーティリティに関連する管理情報の画面ハードコピー
└ex.UTLSEND = 配信管理情報の画面ハードコピー
- 実行したユーティリティが動作不正を起こしたと判断した情報
└ex.コマンド入力行よりUTLSENDを実行したが、動作が正しくないことを目視で確認し、動作不正と判断した場合には、どのような点が動作不正であるか詳細にご教示ください。
<管理画面で発生した問題>
- システム動作環境設定ファイル(HULENV)
- エラーが発生している場合には、エラーを確認できる画面ハードコピー
- 問題が発生した際の管理画面のオペレーション
└ex.配信管理情報の登録時にエラーが発生した。
<配信要求発行時の転送処理の異常終了>
- システム動作環境設定ファイル(HULENV)
- 配信側の配信履歴と集信側の集信履歴の画面ハードコピー
- 配信側の[配信管理情報]と集信側の[集信管理情報]の画面ハードコピー
- 異常終了した転送処理実施時のオペレーション
- 該当のファイルIDでの配信処理が正常終了した実績があるか
- UTLSENDをコマンド入力行やCLプログラムから実行している場合には、実行時の引数
- 出力されている場合には、UTLSENDのエラーメッセージ
- OUTPUTを引数に指定して常駐ジョブを起動している場合には、出力先ファイル
<送信要求発行時の転送処理の異常終了>
- システム動作環境設定ファイル(HULENV)
- 配信側(要求受付側)の要求受付履歴
- 配信側の配信履歴と集信側の集信履歴の画面ハードコピー
- 該当のファイルIDを利用した送信要求処理が正常終了した実績があるか
- 異常終了した転送処理実施時のオペレーション
- 配信側の[配信管理情報]と集信側の[集信管理情報]の画面ハードコピー
- 出力されている場合には、UTLRECVのエラーメッセージ
- OUTPUTを引数に指定して常駐ジョブを起動している場合には、出力先ファイル
<常駐ジョブ起動処理異常>
- システム動作環境設定ファイル(HULENV)
- [システム動作環境設定]-[ワークライブラリ]に指定しているライブラリ内のオブジェクト一覧
- 事象発生時の活動記録ログ(DSPLOG)
- NETSTATコマンドの3番の画面ハードコピー
- コマンド入力行またはCLプログラムから投入したコマンド
- OUTPUTを引数に指定して常駐ジョブを起動している場合には、出力先ファイル
<配信・集信・要求受付処理のハングアップ>
■転送処理が終了しない場合
- システム動作環境設定ファイル(HULENV)
- 配信側の配信履歴と集信側の集信履歴の画面ハードコピー
- 異常終了した転送処理実施時のオペレーション
- 該当のファイルIDでの転送処理が正常終了した実績があるか
- 配信側の[配信管理情報]と集信側の[集信管理情報]の画面ハードコピー
- 時間経過に伴って、転送処理が正常終了したか否か
- HULFTのサブシステム配下のジョブを確認できるWRKACTJOBの画面ハードコピー
- OUTPUTを引数に指定して常駐ジョブを起動している場合には、出力先ファイル
- 転送処理が終了しないことを判断した情報
└ex.UTLSDISPを実行して転送されたバイト数を何度も確認したが、配信処理が一向に進まないことを確認し、転送処理が終了しないと判断した場合、UTLSDISPが判断した情報に該当します。
■常駐ジョブが停止しない場合
- システム動作環境設定ファイル(HULENV)
- エラーが出力されている場合には、エラーを確認できる画面ハードコピー
- 時間経過に伴って、常駐ジョブが停止したか否か
- 事象発生時の活動記録ログ(DSPLOG)
- HULFTのサブシステム配下のジョブを確認できるWRKACTJOBの画面ハードコピー
- OUTPUTを引数に指定して常駐ジョブを起動している場合には、出力先ファイル
- 常駐ジョブが停止しないことを判断した情報
└ex.コマンド入力行からUTLKILLSNDを投入したが、エラーメッセージが出力されたため停止しないと判断した場合には、UTLKILLSNDのエラーメッセージが判断した情報に該当します。
<配信・集信・要求受付処理の異常終了>
■転送したデータが化ける
- システム動作環境設定ファイル(HULENV)
- 転送したデータが化ける事象が、必ず発生するか否か
- 配信側の配信ファイルと集信側の集信ファイル
- 配信側の[配信管理情報]と集信側の[集信管理情報]の画面ハードコピー
- コード変換側の[詳細ホスト情報]
└ex.[配信管理情報]の[コード変換]に「S(配信側)」が指定されている場合、配信側の[詳細ホスト情報]に登録されている対向先の情報が確認できる画面ハードコピーをご提供ください。
- 集信ファイル内のどの箇所がどのようにデータ化けしているか確認できる情報
■ネットワークレベルでの通信異常(接続時、転送中、切断時)
- 配信側の配信履歴と集信側の集信履歴の画面ハードコピー
- OUTPUTを引数に指定して常駐ジョブを起動している場合には、出力先ファイル
■その他
- システム動作環境設定ファイル(HULENV)
- OUTPUTを引数に指定して常駐ジョブを起動している場合には、出力先ファイル
- 不正な動作を引き起こした処理に関連する管理情報の画面ハードコピー
└ex.配信処理 = 配信管理情報の画面ハードコピー
└ex.配信要求を受け付けた配信受付ジョブによる配信処理が正しくないことを配信履歴から確認し、動作不正と判断した場合、配信履歴が判断した情報に該当します。
<上記のいずれにも該当しない事象>
弊社へのお問い合わせに至った経緯や状況を詳細にご教示ください。