■仕様説明
/tmp ディレクトリのサイズ上限は、$DATASPIDER_HOME/server/tmp が存在する OS のファイルシステムの空き容量に依存します。
また、DataSpider には OS のファイルシステム使用量の上限設定機能はございません。
上記より、/tmp 下のファイルが消えなくなった際の容量オーバーを懸念されている場合には、/tmp ディレクトリの存在する OS ファイルシステムの空き容量をご確認ください。
■補足
tmp ディレクトリは OS ローカルファイルシステムに対してシステムマウントを行っており、このマウント元はデフォルトの設定から変更可能です。
変更した場合、DataSpider 全体の一時ファイル用ディレクトリが変更されます。
・設定変更方法
system.properties の「ds.system.tmp.dir」の値を変更します。
設定変更後は DataSpiderServer を再起動してください。
詳細は下記ヘルプに記載がございますのでご確認ください。
・注意事項
「ds.system.tmp.dir」を変更することにより、DataSpiderServer のシステムディレクトリの一部を別の場所に変更することになります。
変更後の「ds.system.tmp.dir」のディレクトリに対して、アクセス権やセキュリティソフトの設定などによってアクセス制限している場合は、エラーやレスポンス低下が発生することがありますので、アクセス制限をしないようにご注意ください。