• No : 33515
  • 公開日時 : 2021/10/11 16:55
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DSServista

【DataSpider Servista】スクリプトの異常を検知するには、どのような機能を使う方法がありますか

スクリプトに異常が発生した場合に検知できるようにしたいです。
どのような機能を使うと実現可能でしょうか。
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回答

スクリプトの異常が発生した場合に検知する方法としては、例えば下記が考えられます。
要件に沿った実現が可能か、実際の動作をご確認の上、ご検討ください。
 
■スクリプトの異常終了を検知する
  1. exec.log の出力先を固定で設定し、監視する
exec.log は、プロパティファイルで設定することで、異常終了時のみ下記に出力することができるため、下記ファイルを監視することで、スクリプトが異常終了したことを検知できます。
 
$DATASPIDER_HOME/server/logs/exec.log
 
プロパティファイルの設定や検知方法につきましては、製品に同梱されている運用監視ガイド(DSSXX_SystemMonitoringGuide_ja.pdf) の「5. スクリプト実行の失敗を検知する」に記載がありますのでご参照ください。
 
なお、上記設定にかかわらず、デフォルトで下記の exec.log は出力されるため、ディスク容量にご注意ください。
 
$DATASPIDER_HOME/server/logs/<日付ディレクトリ>(yyyyMMdd)/exec.log
 
  1. 異常終了したスクリプトの XML ログを移動する設定を行い、移動先を監視する
下記のプロパティファイルで対象のキーを設定すると、異常終了したスクリプトの XMLログが指定したディレクトリに移動します。このため、対象のキーで設定したディレクトリを監視することで、スクリプトが異常終了したことを検知できます。
  
  • プロパティファイル
$DATASPIDER_HOME/server/conf/system.properties  
  • 対象のキー
execution.errorlog.dest.dir
    
(設定例) execution.errorlog.dest.dir=d:/dest_dir
 
 
■スクリプトに異常が発生したことを検知する
 
  1.  [例外監視処理] を利用したスクリプトの実装
 [例外監視処理] を利用し、エラーが発生した場合に実行したい処理をスクリプトで実装することで、スクリプトの異常を検知することが可能です。
  
検知する方法としては、例えば [1通メール送信] 処理を実行しメールで通知を行う、または [ログ出力] 処理でアプリケーションログを出力し、そのログを監視する方法などが考えられます。
 
 
■補足

上記以外の方法で、お客様独自のご要件に沿った実装をされる場合、具体的な実装方法につきましては本サポートサービスではお答えすることができかねます。
このため、お問い合わせをご検討される場合には、下記「関連FAQ」の「No : 21146」もあわせてご参照いただきますようお願いいたします。
 
参考情報
 
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