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【DataSpider Servista】 開発環境のスクリプトで指定している入出力ファイルパスを、本番環境移行時にまとめて変更できますか?
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No : 32173
公開日時 : 2020/09/01 16:25
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DSServista
【DataSpider Servista】 開発環境のスクリプトで指定している入出力ファイルパスを、本番環境移行時にまとめて変更できますか?
スクリプトで入出力ファイルパスを指定していますが、開発環境から本番環境に移行した後は異なるファイルパスを使用します。移行後に手動でスクリプト内の設定値を変更することは避けたいのですが、ファイルパスをまとめて変更することは可能でしょうか。
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回答
過去事例では、以下の機能活用をご案内させていただいた例がございます。
想定されているファイパスの変更が可能となるか、ご確認ください。
環境変数
ファイルパスの一部に DataSpider の環境変数を使用し、環境変数の変数値を開発用、本番用に応じて変更することで入出力パスを変更できます。
[環境変数管理]
URL:
https://www.hulft.com/help/ja-jp/DataSpider/dss42sp6/help/ja/studio/environment_variables.html
【例】
環境変数 %{var} を作成し、環境ごとに出力値を以下のように設定します。
(1) 開発環境で作成時:「開発用」と設定
(2) 本番環境に移行後:「本番用」に変更
コンポーネントで出力ファイルパスを「 /data/%{var}.csv 」と指定すると、以下のファイルを出力できます。
(1) 開発環境 → /data/開発用.csv
(2) 本番環境 → /data/本番用.csv
スクリプト変数と [実行種別] ロジック
ファイルパスの一部にスクリプト変数を使用します。
変数 Mapper で [実行種別] ロジックを使用して種別を取得し、種別の値を条件にしてスクリプト変数に格納する値を切り替えることで入出力パスを変更できます。
[種別]
URL:
https://www.hulft.com/help/ja-jp/DataSpider/dss42sp6/help/ja/servista/about_type.html
[Mapper]-[変数Mapper]-[Mapperロジックガイド]-[文字列]-[実行種別]
URL:
https://www.hulft.com/help/ja-jp/DataSpider/dss42sp6/help/ja/mapper/variable/logic/etype.html
[Mapper]-[変数Mapper]-[Mapperロジックガイド]-[分岐]-[条件判定による出力の切り替え]
URL:
https://www.hulft.com/help/ja-jp/DataSpider/dss42sp6/help/ja/mapper/variable/logic/if.html
【例】
スクリプト変数 ${var} を作成し、ロジックで出力値の切り替えを以下のように設定します。
(1) [実行種別]が「 test 」の場合:「開発用」
(2) [実行種別]が「 production 」:「本番用」
コンポーネントで出力ファイルパスを「 /data/${var}.csv 」と指定すると、以下のファイルを出力できます。
(1) スクリプトを「テスト用」で実行 → /data/開発用.csv
(2) スクリプトを「本番用」で実行 → /data/本番用.csv
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Ver3.0、Ver3.1、Ver3.2、Ver4.0、Ver4.1、Ver.4.2
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