■仕様説明 

　マイプロジェクトやマイトリガーは、リポジトリDB無しの場合はOSローカルファイルシステム上のファイルを、リポジトリ有りの場合は、リポジトリDBのテーブル内を参照しています。 

上記より、運用中の環境をリポジトリDB無しから有りに変更する場合は、データの参照先が変わるため、事前にサーバ移行機能で必要な設定をエクスポートし、リポジトリDBの設定後にインポートする必要があります。 

■対処方法 

　リポジトリDB有りからリポジトリDB無しに設定を変更することはできません。 

　このため、以下の手順で一時的にリポジトリDBを停止し、必要な設定を移行してください。 

　1.DataSpiderServer の停止とリポジトリDBの停止 

　　DataSpiderServer を停止した後にリポジトリDBを停止してください。 

　　なお、リポジトリDBの停止方法は、ご利用のデータベースの停止方法をご確認ください。 

　2.リポジトリDB無しでの DataSpiderServer の起動 

　　リポジトリDBを停止した状態で DataSpiderServer を起動します。 

　　その後、Studio を起動し以下2点ご確認ください。 

　　　・タイトルバーで「（リポジトリDB無し）」となっていること 

　　・今まで見えなかったプロジェクト等が見えること 

　　＜補足＞ 

　　　DataSpiderServer の起動時にリポジトリDBへの接続に失敗し、 

　　　設定された回数と周期で再接続を行っても接続が確立できなかった場合、 

　　　DataSpiderServer はリポジトリDB無しの状態で起動します。 

　　　※本内容は上記のリポジトリDB管理のヘルプに記載がございます。 

　3.設定のエクスポート 

　　サーバ移行機能で必要な設定をエクスポートします。 

　　なお、エクスポート機能の詳細は下記ヘルプをご参照ください。 

　　・[サーバの移行(エクスポート)] 

　　　URL：https://www.hulft.com/help/ja-jp/DataSpider/latest/help/ja/studio/server_configuration.html#export_serversettings

　4.リポジトリDB有りでの DataSpiderServer の起動 

　　リポジトリDBを起動した状態で DataSpiderServer を起動します。 

　5.設定のインポート 

　　リポジトリDB無しの状態でエクスポートした設定をインポートします。 

　　なお、インポート機能の詳細は下記ヘルプをご参照ください。 

　　・[サーバの移行(インポート)] 

　　　URL：https://www.hulft.com/help/ja-jp/DataSpider/latest/help/ja/studio/server_configuration.html#import_serversettings

■参考情報 

　・[DataSpiderファイルシステム] 

　　URL：https://www.hulft.com/help/ja-jp/DataSpider/latest/help/ja/servista/dataspider_filesystem.html

　・[リポジトリDB管理] 

　　URL：https://www.hulft.com/help/ja-jp/DataSpider/latest/help/ja/studio/repository_database.html

　No : 21243 

　【DataSpider Servista】　インストールした後からでもリポジトリDBを使用するように変更できますか 

　　URL：https://faq2.hulft.com/faq/show/21243?site_domain=open_jp

　No : 28886 

　【DataSpider Servista】 クライアントからプロジェクト、グローバルリソース、トリガーが参照できなくなった場合に、確認するポイントを教えてください 

　　URL：https://faq2.hulft.com/faq/show/28886?site_domain=open_jp