Salesforce アダプタでは、各コンポーネントの API コール回数を確認する機能はご用意しておりません。
DataSpider Servista では Salesforce へ接続する際に、基本的に以下のように処理を行います。
- ログイン (login) → 情報の取得(describe)→ 実際の処理 (create、queryなど)
また、トランザクションやバッチサイズの設定によってはコールされる回数は変化します。
■バッチサイズ
Salesforce アダプタのデータ読み取り処理やデータ書き込み処理では、[バッチサイズ] を設定することで、データの処理件数を複数に分割することができます。
例えば、[データ読み取り(クエリー)] 処理で 10,000 件のデータを読み取るケースで、[バッチサイズ] を 2000 と設定した場合、データ結果セットを 5回の API コールに分けて取得します。
このため、[バッチサイズ] の設定値を変更すると、該当のコンポーネントの API コール数が変動することにご注意ください。
■トランザクション
同じトランザクション内において、同一グローバルリソースを指定した Salesforce アダプタのコンポーネント間では、セッション情報が再利用されるため、login は実施されません。
別トランザクションの場合、各トランザクション内で最初の Saleforce アダプタのアイコンで一回、login を行います。
なお、API コール数については Salesforce 側の仕様に準拠しておりますので、詳細につきましては下記「参考情報」の Salesforce 側のサイトをご参照ください。
参考情報
- API Call Basics ※ Salesforce のサイトです