■仕様説明
サービスに登録した内容は、トリガーやScriptRunner 、スレッドコンポーネントから起動されたタイミングでメモリ上にロードされます。
このため、サービスの実行中に更新した場合でも、既にロードされた内容でスクリプトが実行され、途中で内容が切り替わることはありません。
■注意点
仕様説明に記載している通り、スレッドコンポーネントの中で[スクリプト呼び出し]を使用してサービスを呼び出している場合、スレッドの開始時点で最新のサービスをロードします。
このため、スレッドコンポーネントの中で[スクリプト呼び出し]を使用してサービスを呼び出している場合のみ、そのサービスは、スクリプト開始時点の状態ではなく、スレッドを開始した時点の状態であることにご注意ください。
たとえば、同一サービス内に以下のような二つのスクリプトが存在するとします。
スレッドコンポーネントの中で[スクリプト呼び出し]で子スクリプトを呼び出す
連携処理を実施する
この場合に、親スクリプトを実行して、スレッドの開始前にサービスを再登録した場合、親スクリプトの部分は、スクリプト開始時点の状態(再登録前)で実行されますが、子スクリプトの部分は、スレッド開始時点の状態(再登録後)で実行されます。
このため、スレッドコンポーネントの中で[スクリプト呼び出し]を使用してサービスを呼び出すスクリプトの場合は、各スクリプト内では処理内容は変わりませんが、親スクリプトと子スクリプトで実行されるバージョンが異なることがあります。