HULFT が導入されていない新環境に、履歴情報を引き継がずに管理情報のみ引き継いで環境移行する場合、管理情報パラメータファイル生成コマンド (UTLIGEN) と管理情報バッチ登録コマンド (UTLIUPDT) を使用することで可能です。
手順は以下のとおりです。
- 旧環境の HULFT で、 UTLIGEN コマンドを使用してパラメータファイルを作成(※1)
- 導入マニュアルの手順に従い、新環境に HULFT を新規インストール
- 作成したパラメータファイルを新環境にコピー
- UTLIUPDT コマンドを使用して各管理情報を登録 (※2)
※2 UTLIUPDT実行時は、集配信を行っていないときにしてください。詳細は、FAQのNo.244を参照してください。
コマンドの詳細については、オペレーション・マニュアルを確認してください。
(Ver.7のマニュアルの入手方法については、
こちらをご覧ください)
以下の情報については UTLIGEN 、 UTLIUPDT コマンドにて移行できないため、移行元のファイルを元に編集作成もしくは新たに登録する必要があります。
- システム動作環境設定ファイル
- EBCDIC ユーザコードテーブル
- 外字テーブル
- 世代管理情報ファイル
また、 IBM i から Mainframe への引き継ぎなど、アーキテクチャの異なる OS への設定の引き継ぎはできませんのでご注意ください。
本FAQの移行手順は、移行元、移行先が別のライセンスでも実施可能です。