通信相手先環境でOSのホスト名が変更された場合のみ、自環境HULFTの設定変更が必要となる場合があります。
設定変更が必要かどうかも含め、以下でご確認ください。
※OSが「K」の場合、本FAQの方法が適用できません。
※事前に下記「【満たすべき前提条件】」を満たしている必要があります。
【満たすべき前提条件】
前提として、 HULFTを使用するホスト同士は、双方向に名前解決ができる必要があります。
hostsファイルやDNSにより、双方向にping疎通が可能となるように設定してください。
なお、HULFTは IPアドレスを意識せず、ホスト名のみを使用して通信を行います。
■相手側の「IPアドレス」変更に伴う作業
上記「【満たすべき前提条件】」が満たされていれば、HULFTで必要な作業はありません。
■相手側HULFT導入環境のOSのホスト名変更に伴う作業
※以下の場合、自環境側HULFTで設定変更は不要です。
条件:
相手先HULFTで [システム動作環境設定]-[自ホスト名]を設定していて、この部分は変更されない場合
上記条件に一致しない場合は、自環境側のHULFTで以下の設定変更を行ってください。
- 自ホスト上HULFT [詳細ホスト情報] に、新しいホスト名を登録する
- 自ホスト上HULFT [転送グループ情報] に登録されている[詳細ホスト情報]を、新しい[詳細ホスト情報]へと変更する
- 配信要求などのコマンド(*1)の引数で、相手側ホスト名の指定を行っている場合には、引数で指定しているホスト名を新しいホスト名へと変更する
動画説明もございますので、よろしければご参照ください。
■相手ホスト側設定変更時
※端末によって動画をご覧いただけない場合があります。
*1)プラットフォームごとに、対象コマンドが異なります。
以下がそれぞれの対象コマンドです。
|
Windows |
UNIX/Linux |
Mainframe |
i5OS |
配信要求 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
再配信要求 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
送信要求 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
再送要求 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
リモートジョブ実行 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
アラート通知 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
配信キャンセル |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
集信キャンセル |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
ジョブ実行結果通知 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
管理情報削除 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
管理情報関連表示 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
管理情報パラメータファイル生成 |
〇 |
〇 |
|
〇 |
集配信履歴リスト表示 |
〇 |
〇 |
|
〇 |
要求受付履歴リスト表示 |
〇 |
〇 |
|
〇 |
ファイルアクセスログリスト表示 |
〇 |
〇 |
|
〇 |
コマンド実行ログリスト表示 |
〇 |
〇 |
|
〇 |
未配信状態キューの変更 |
〇 |
〇 |
|
〇 |
複数集信ファイルデータ抽出 |
〇 |
〇 |
|
|
リモート生存監視 |
〇 |
〇 |
|
|
再配信持ちリスト削除 |
〇 |
〇 |
|
|
集配信履歴削除 |
〇 |
〇 |
|
|
転送集計 |
〇 |
|
|
|
転送(配信)優先度の変更 |
|
|
〇 |
|
転送間隔の変更 |
|
|
〇 |
|
転送ブロック長の変更 |
|
|
〇 |
|
転送ブロック数の変更 |
|
|
〇 |
|
要求受付キャンセル |
|
|
〇 |
|
再配信待ちキュー削除 |
|
|
〇 |
|
管理情報パラメータ生成 |
|
|
〇 |
|
詳細ホスト情報リスト出力 |
|
|
〇 |
|
集配信履歴リスト・ファイル出力 |
|
|
〇 |
|
操作ログリスト表示 |
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|
〇 |
|
複数集信ファイル編集 |
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|
〇 |
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再配信待ちリストの削除 |
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|
|
〇 |